「カワサキに想う」23-15
イヤー驚いた40年前にカワサキのヒット商品であったZが、未だにピカピカで存在するのである、カワサキのルーツである’60年代後半、世界一の座を4サイクルエンジンで狙おうと、2サイクルエンジンでのプロジェクトと同時進行でカワサキ社内では4サイクル750ccの開発を進めていたが’68年モーターショウでデビューしたホンダCB750Fourをみて予定を変更、新たに900ccのエンジンで世界一を狙ったプロジュクトを再起動させたのである。
その名も「ニューヨークステーキ」これがZ1開発プロジュクトの隠れた呼び名であった、そのメンバーの第一人者でもある、種子島営業担当・稲村エンジン担当・テストライダー山本・清原以上4氏が今日淡路で1,100台を目のあたりに、隠れたエピソード・裏話など等のトークショウを展開、ヤンヤの喝采を浴びながら楽しいひと時を送ったのである。
そのあと盛り沢山のイベントで楽しい秋晴れの一日を各地から集まったZの猛者たちがZを絆とした仲間となりみんなで楽しい一日を・・・
入場を待つZ軍団
一堂に会した1,100台のZ軍団整列
「西日本Zミーテング」スケジュール
ニューヨークステーキの面々と山本テストライダー(現㈱エントリーの社長)・平井チームグリーン元監督・種子島Z開発プロジュクト営業担当・宮崎(エーテック代表)稲村Z開発プロジュクトエンジン担当・清原テストライダー(現プロショップKIYO社長)各氏
トークショウ風景、アナウンサー・専門誌カメラマン鈴木・稲村エンジン担当・種子島営業担当・山本・清原開発ライダーの4氏
CB750Fourとの比較で発売こそ遅れたが、絶対性能・スタイルの優位性は歴然で、いま尚40年の歳月を経ても存在する「稀代の名車」その名も「Z」いつまでもその名を愛されて引き継がれて行ってほしいものである。 t-hirai
(文中順不同敬称略)