「レースに懸ける思い」12
会長が乗っていた「メグロ号」(型式等サダやかでない、ソレハネそれを聞いた途端家に帰えれ無い)
「命を懸けて、生きている喜びを」それならもっと他に安全に「人生を楽しむ」方法があるのでは、それは平井違うんや「オートバイが進歩したのも」「未だにオートバイを愛する人が居る」・・・と会長は言い張る・・・これは平井の作戦・・・
「ソリャー平井もレースが好きや」「未だに安全な乗り物」と信じている一人である、タダそれを使う人の使い方が問題であると思っている・・・テナコトを夜な夜な話し込んで、35年~40年もの親交を交わしてきたのである、府県単位のスポーツ委員長はホボ「本田さん」の座席であるが、兵庫県は唯一「カワサキ=会長」だっただけに、会長のメンツは躍如たるものがあったようであり「俺はカワサキに育てられた」「カワサキのためなら」と常日頃話の中に出てくるのであった。
・・・二人でいつかカワサキの「ポールTOフイニッシュ」をヤロウヤと話した・・・
レースやそれは勝ち負けで結果が出る、それが恩返しや「勝たなアカン」・・・難しい、しかし、ライダーに座禅をさせたり、絶食を望んだり、マラソンを勧めたり・・・素っ頓狂なことを強制する解らん「オヤジ」でもあった。
一方ワタシは、カワサキのフアン皆でレースを楽しみたい
「走っても良い」「応援するのも良い」「自分の夢の中で優勝しても良い」「ヤッパ馬鹿や」でもいいのではないか?みんなでチームを作って「夢を見て欲しい」のであると会長に力説する、それには会長も賛成であった。
それなら、西海基金なるものを準備して若手育成の場所を作ろうではないか、言いながらなかなか具体的に話を進めると話が消えてしまう(お金を出したくないのかな???)
平井はレースをやり「勝って」実績を作りたい・・・そう思ったのである・・・それには会長も賛成であった・・・
t-hirai