カワサキに想う 21

今回はベースマシン「カワサキイズムの集大成GPX750R」のデビュー、カワサキDOHCテクノロジーを開発して依頼、Z1/Z2の系譜により優れたパホォーマンスマシンを市場に送り届けてきたカワサキは「カワサキイズムの開花」をテーマーに、何処にも無い強烈な個性と新機軸に挑戦する攻撃的な設計思想、そして何よりも本筋を行く堂々の市場戦略を武器にして来ました。
その結果、日進月歩の激しい技術革新の中で「GPZ400R」の2年連続ベストセラー・・・と言う輝かしい記録を樹立しており、この実績を更に推し進め「GPXシリーズ」を投入!いま750ccクラスで最高性能を誇る「GPX750R」をフラッグシップとして本物のスーパーパホォーマンスシリーズを完成したのであります。
カワサキがレースに参戦する武器は、この最高峰のマシン「GPX750R」をベースに、カワサキが持つ数々のレーシングテクノロジーを駆使したマシンであり、e-BoXフレーム(卵型BOX型フレーム)GPX750Rは本年度ル・マン24時間耐久で、その高い信頼性を実証しました、今回新にGPX750Rをベースに開発した「ZXR-7」軽量・コンパクトな水冷4サイクル4気筒エンジンを、新開発の高い剛性を誇る“eーBOX”フレームに搭載し、強度・安定度・レーシングパホォーマンス等が見事に調和した新型レーサーにしあげているのです。
スペック
名 称 “ZXR-7” エンジン 4サイクル水冷DOHC16バルブ 気筒数 並列4気筒
排気量 748cc 最高PS 130PS以上 点火方式 フルトランジェスタ
クラッチ 湿式多板 潤滑方式 ウエットサンブ 変速段数 6段
タイヤF 17インチ R18インチ 懸架装置F テレスコピック 懸架装置R ユニ・トラック
ブレーキF ダブルデスク ブレーキR シングルデスク 重 量 150キロ以下
*この様な素晴らしいマシン、ヒョットしたら凄いことを俺はやっているのかな?と錯覚する素晴らしいものでした。

