「カワサキに想う」 36
「カワサキロードレースこの10年」が目に飛び込んで来たので方向転換取り合えず、これを読んでみたので思い出しながらご披露したい。
・・・下の写真右側のモンスターKR1000、これはしばしお別れのマシーンであった、それは、’84年からはFIM・MFJのレギュレーションでF1のBIGバイクが750ccになるからであった、KIYOさんが1ポイントでチャンピョンになれず涙を飲んだものである。
しかし、AMAではウェイン・レィニーが、世界耐久ではラフォン、コルヌ、イゴア、コードレィ達がスズキ勢と激しいバトルを交わしていたらしい、’80年代序盤の最新のデバイスを採用したこのマシンは機械式のアンチノーズダイブ機構や、フロント16インチホイール(ライダーによっては18インチに変更)、アルミ角パイプのダブルクレードルフレームで、車重174kgであった。
一方左側のマシンは言わずと知れた、我が愛する昭一がカワサキにF-1チャンピョンをもたらした名車である、10年を経て練り上げられたレースマシンそうです、この名を「ZXR-7」と称するマシンである。
エンジンは’91年型ZXR750Rをベースに、排気量748ccボア71×ストローク47.3mm、最大馬力140以上ですぞ!高回転と言われたエンジンに中速域のトルクを得るために京浜のフラットスライドバルブタイプ、大型のラムエアダクトをカウルの左側に装備されていたそうである。
フレームはメインフレーム部の剛性を得るため、卵型の独特なものであった。
思い出した、漫才コンビ多田&宗和がバンバン飛ばしていたマシン、二人ともタイヤをミシュランにしたら数秒早くなると物議をかもし出したほど?素晴らしい車だった・・・
少々ピンボケだが卵形のフレームであります。