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Team Green

「カワサキに想う」23-9

・・・多田は、てんとう虫や恥ずかしくも無く「てんとう虫のサンバ」を大声で歌っているような調子である・・・
 モリワキレーシング1980年この年エントリーは3戦、しかしである、初戦は公式練習で転倒リタイア、第2戦は決勝でリタイヤバーストによる転倒リタイヤ、3戦エントリーでもう早やくも2戦転倒(ナにやってんのや)森脇社長もあきれて物が言えんのと違うか?3戦目は前回書きましたが自身2回目の鈴鹿耐久8時間レース予選・決勝共に10位入賞でした。
 
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 シーズンオフには、鈴鹿&中山等のローカルレースで実戦トレーニング、そうして迎えた1981年待っていました(てんとう虫)の出番、全日本第一戦鈴鹿2&4、多田喜代一F-1クラス久しぶりのレースウイーク、マダマダ寒さの残る3月の鈴鹿サーキットに午前の予選が始まりました。
 いつもの調子で1周目から快調に飛ばしアクセル全開段々とタイムも上がり予選の終了間際には2番手のタイム(そこで止めとけ)ポールポジションは、HRCの阿部孝夫・3番手にはスーパーモンキーの正さん(福井 正)その後は植田幸也・木下 淳 ・・・
 午後には、気温も上がりもう少しタイムがあがりそうなので(止めとけ止めとけ)ヨッシャ(止めて・・・愛しているなら~)イッチョ気合入れていったろか???アア~ア行ってしまったのである。
 午後の予選スタート1周目2周目(知らんぞアホ)快調に(サーボチボチてんとう虫のサンバの始まり始まり)
3周目が過ぎ4週目ヘヤーピンに入ったときに(イヨイヨ始まった)開け開けの200Rでフロントが切れ込み転倒・・・そのまま自分と(ワイやろ)マシンと諸共ガードレールへ、マシンは大破ガードレールに止めてあったセエフーティーパッド(ウレタン)4ッが燃え上がり、コントロールタワーでも見えるくらい(自分がわかるか???
お前は転んでいるのやろ?)自分はガードレールに強打したくるぶしを4針縫っただけ、しかし、これから始まる大事故の前兆であったのである。
 マシンはメカの努力で完全に修復、自分の足のハレと、痛みだけが残っているが、とりあえずブーツは履けたので包帯と痛みでファスナーが上がらないぐらいのダメージでありましたが、いくらテープでグルグル巻き、したものの当時押しがけスタート、自慢ではないが出来ない。
 しかも1000ccのモンスター社長に恐る恐る押しがけが出来ないことを話すと、社長が何を思ったのかコントロールタワーに出かけ、協議役員と色々掛け合ったらしい結果、多田の足を考慮して押しがけスタートがエンジンスタート方式に変更。
 森脇社長のレースにかける情熱当時の役員&ライダー・スタッフのオオラカサ(これには私もコークの足の怪我をしたためスタートライダーをロブとチェンジしてもらったことがある)アア~ァ、アリガタヤ・アリガタヤ・・・・                                       t-hirai
by toshi-hirai | 2010-10-29 20:51
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