Team Green

「8耐の回顧」⑧

 サテサテ
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 芹澤太痲樹・出口 修の二人はレース終了後フアンの皆さんにこの様にお礼を

芹澤太痲樹選手

 俺自身、今回のレースに対して自分のやったことは間違いでなかったと確信出来た・・・8耐のマシン造りをする上で優先すべき事は「3人」が乗りやすいと感じるバイク・・・

 自分のタイムを上げることだけに集中出来ない、そうしてその頑張りの成果が表に出にくいテストと言うのはレーシングライダーとして耐え難いことだけど「今必要なのは、8耐決勝でのリザルト」自分に言い聞かせズッートレーサーとしての気持を押し殺していた。

 勿論、決勝中にも良い仕事したと言う自負はありました・・・スタート後の一走目は燃費走行を重視しそれを成功させたうえに自分の判断で予定周回より一周多く走り、その後の作戦に大きな幅を持たせると同時にライバルチームに対して大きなアドバンテージを築いた。

 2走目は10秒台のハイペースで周回し、3走目はエンジンに異常を感じ、それを労わりながらその時争っていたチームのライダーを一瞬たりとも前に出さなかった。

 7:00頃か?第1コーナーが終わり第2コーナーに掛る「激感エリア」から
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 まだマシンを騙しつつ前を狙うこれがライダー 真骨頂 芹澤太痲樹 !

 チームメイト出口は、テストからの好調をレースウイークでも維持してベストを尽くしてくれた

 そうして井筒君はこれまで走行時間少ないにもかかわらず「ポン」とタイムを出し、高いアべレージを刻むところはレーシングライダーとして疑うところが何一つ無いと改めて思ったし、全てに於いてチームの現状を冷静に見極めアドバイスをくれたり、又、ムードメーカーとしても皆の士気を高めてくれた。
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 掴みかけた表彰台後3分持たなかったエンジン・・・でもこれがレースこれがモータースポーツ!

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 監督をはじめ涙するスタッフの中、俺と井筒君涙が無かったのも、これまでの長いレース人生でイヤと言うほど経験してきてレースの辛さを理解しているからかな?


 モチロン残念だそれは当たり前の事・・・ストップした事実がアナウンスされた瞬間、一瞬真白になり声を上げたけど、残念とか悔しいと言う気持ち以上にモニターに映し出された出口の姿を見て、勇敢に戦ったチームメイトを誇りに思ったし、自分がやった仕事の達成感も重なってすがすがしさを感じた。

 ただみんなが望むには少し力が足りなかっただけ、ほんの少し運が足りなかっただけのこと・・・

 「タマキが作ったバイク良かったし、今回すごく楽しかったよ」レース終了後、握手しながら井筒君が云った一言が本当にうれしかった。


 応援して下さったみなさん「本当に有難うございました、皆さんの力強い応援も誇りに思います」

 この様に結ばれており芹澤選手の「車作り」「レースに対する気持ち」をフアンの皆さんに訴え心の底からレーサーであることの喜びを解らせてくれていた。

出口 修選手

 8時間目最終スティント(ピットアウトからピットイン)僕らは3位表彰台を目前にしていました、しかし、芹澤選手からマシンを受け取る時にマシンの不調を告げられ、慎重にコースインすることになり・・・ピットからの指示をエンジンを労わりながら周回し待ちました。

 しばらくするとピットから3位近し!プッシュ(ペースアップ)のサイン、最後まで持つかの不安もありましたが、無難な4位は要りません3位を猛追しました。

 数回したところでしたところで目視できる距離に現れた3位を走るゼッケン94・・・オーバーテイク!暗闇の鈴鹿サ-キットを2分11秒の超ハイペースバトルで一進一退の展開になるも徐々に症状が悪化し加速が鈍るエンジン・・・チエッカーまであと8分・・・自分で最後の勝負は最終シケインと決めていました。

  ・・・突然でした・・・マシンが息が途絶え・・・今年の8対は終わりました・・・

 ストップした時の悔しさよりも、全力で取り組んで戦って来た「やりきった感」の方がはるかに強く、今は清々しい気持ちです。

 鈴鹿8耐、この熱いチャレンジを支えて下さったメーカー・スポンサー各社様チームスタッフ、沢山の学びを頂いた井筒選手と芹澤選手、フアンの皆様・D-036プロジェクトの皆様、そうして家族と友人全ての方々に心から感謝を致しております。

「本当にありがとうございます」

 この様に結ばれた居る監督・ライダー・スタッフ、間違いなく素晴らしい仲間である。

 これで今年の8耐は確かに終わった、しかし「エヴァRT初号機トリックスター」には来年がある

 有難う感動と感激を有難う・マダマダ終わらない青春・皆には明日がイヤ来年が待っている

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by toshi-hirai | 2012-08-13 08:34
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